身近にいる同僚の異変に気付くにはどうしたらいいか?
異変はどのようにして現れるのか?
もし異変に気づいたらどうしたらいいのか?
いつも通り、もしくはいつもより元気そうに見える時でも体調が優れず、本人も知らぬ間に病状が悪化している場合があります。 ちょっとした違和感があれば下記の項目をチェックして下さい。
チェック項目
- 1.遅刻や欠勤が増える
- 2.人と関わる事を極端に避ける
- 3.明確な理由がなくやたら異動を希望する
- 4.仕事にのめり込み過ぎている
- 5.ミスが多くなり、いつまでも気に病んでいる
- 6.服装や身だしなみが乱れてくる
- 7.挨拶をしなくなる、声が小さくなる、反応が鈍い
- 8.食欲がない、過食の傾向がある
- 9.些細なことでむきになる
- 10.体調不良が続いている
リモートワークは体調不良に気づきにくいため、上記以外の項目もチェックが必要です。
リモートワークのチェック項目は下記です。
- 1.業務時間の突発的な変更が多くなった
- 2.業務量が増えてないのに残業時間が多くなった
- 3.業務パフォーマンスが低下した
- 4.業務のアウトプットの質が低下した
- 5.WEB会議での発言が減った
体調の変化は他人が気が付くのは困難です。特に本人はメンタルが弱いと思われたくないので周りが気付かないように隠してしまいます。
リモートワークは普段の働きが見えないため、画面上で顔色をみる事しかできません。 顔色の他、同僚の生活スタイル(一人暮らしか、単身赴任か、入社して日が浅い等…)も考慮に入れて体調が悪い人に気付ける様に習慣をつけて下さい。
異変に気付いたら…
医療機関へつなぐ事が重要ですが、まずは声をかけてみて下さい。
その際の注意するポイントは下記となります。
- ①相手を否定しない
- ②話を遮らず最後まで耳を傾ける
- ③共感を示す
相手の気持ちに添うよう傾聴し、状態を確認したら産業医や医療機関へ繋いでください。